第25回『パチスロ講座④』
パチスロの基礎知識(マニアック篇)
1.役の抽選とリール制御について
パチスロはレバーを叩いたときに「役」の抽選が行われます。
役とは、チェリーやリプレイ、ボーナスなどのことです。
当選した役は「成立フラグ」と呼ばれます。
ビッグが当選したら 「成立フラグ=ビッグ」。
ハズレを引いたら 「成立フラグ=ハズレ」 ということです。
機械は成立フラグに従ったリール制御を行います。
例えば 「成立フラグ=チェリー」 だった場合、なんとかチェリーを引き込もうとする。「成立フラグ=ハズレ」なら、機械は絵柄を揃えないようにする、訳です。
尚、機械による絵柄の引き込み範囲は4絵柄(4コマ)まで。
ストップボタンを押した瞬間、目的の絵柄が4コマの範囲内になければ当然引き込めません。打ち手の止めた位置によっては、「役は当選しているのに絵柄が揃えられない」という悲惨?なことが起こりうるのです。
2.フラグの持ち越しについて
ボーナスフラグ(BIG・REG)のみ、フラグの持ち越しが許されています。
つまりボーナスが成立したゲームに777を揃えられなくても成立フラグは次回のゲームに持ち越されるわけです。(揃えるまで延々と持ち越される)
ちなみにチェリーとかの小役についてはフラグは持ち越されません。
フラグ成立ゲームに揃えなければ、フラグが消滅するということです。
(丸損!)
一般にこれを小役の取りこぼしといいます。
3.リーチ目について
まずは 上のおさらいから。
① 役の抽選 → 当選役に従うリール制御(4コマまで引き込む)
② 小役は揃えられなかったらフラグが消滅。(取りこぼし)
③ ボーナスは揃えられなくても、次回のゲームに持ち越される
(揃えるまで)
ボーナスフラグが消滅することはないので安心ですがそれでもボーナスというのは揃いづらいものです。
(各リールに1~3個程度しかないため、機械が引き込めない位置がある)
第一、ボーナスが成立してるかどうかは表からでは判別しづらい。
毎回ボーナス絵柄を狙うのもメンドウだ。と、そこで考えられたのがリーチ目というものです。
つまり、客側に「ボーナスが成立してますよ」とお知らせする一種のサインのようなものと考えて良いでしょう。通常時とは異なる派手な出目(ボーナス絵柄の組み合わせなど)が出たりします。
これも考えれば、ボーナス成立に従うリール制御によるものと分かります。
つまり、機械はボーナスを揃えようと一生懸命になりますがそれでも引き込めなかったときに結果的に停止する出目、それがリーチ目ということです。
「リーチ目が出た」=「きちんと狙っていればボーナスは揃っていた」
ともいえます。よく、「リーチ目が出ないとボーナスを揃えられない」と言う人がいますが、これは勘違い。
気を付けてくださいね。
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