第21回『パチンコ講座・応用篇』
「はたしてパチンコなんかで勝てるのか?」
未だこのような疑問を持ってらっしゃる方も多いかと思います。
ここで私が言えることは「パチンコは必ず勝てる」ということです。
今現在、パチンコにどうしても勝てなくて、なんとか勝てる方法を知りたい、というアナタ。勝てる方法は勿論あります。まず、「楽しむパチンコ」では、なかなか勝てません。前置きが長くなりました。
早速講座の方へ移りたいと思います。
まず勝つためにすること。
それは、「記録をつける」ということです。
「???」と思った方もいるかもしれませんね。
つまりこれは、例えばパチンコをやった日があれば、その日の収支をきちんとつけなさい、ということです。「なぁんだ」とお思いのアナタ。
アナタはいくらぐらい自分がパチンコで負けているのか把握してますか?
いや、勝っているのであれば別に問題はないのですけど。
はっきり言って収支表をつけることは大事です。
これをつけ出してから負けなくなった、という話はよく聞きます。
それは何故か?
まず、とりあえずでも収支表をつけ始めると、アルことに気づきます。
それは、恐ろしいほどの自分の負け額です。
あまりにも負けてばかりの収支なので、途中で書くのが嫌になります。
パチンコに負けて悔しい上に、さらに自分でその結果を記録する。
恥の上塗りとはまさにこのことです。こんなにもアホらしいことがあるのでしょうか。
しかし、継続していって下さい。
どんなに負けても忠実に記録していって下さい。
そうすると、次第にパチンコに対する意識というのが変わっていきます。
今まではたとえ負けたとしても「まぁいいか」「次は勝つだろう」
ぐらいにしか考えていなかったのが、徐々に「もう絶対にパチンコには負けたくない」という気持ちに変わっていきます。
そしてその気持ちこそがパチンコで勝つ上での原動力となるのです。
まさに何ものにも勝るパチンコ必勝法だと思いませんか?
さて、パチンコに勝つための心構えがすめばアトはもう簡単です。
少しばかりの知識を頭に入れてもらって、それを実践するだけです。
それではこれからその必要となる知識というのを解説したいと思います。
本当はここからは、ある程度専門的な話にしようとも考えていました。
しかし単なる数式の羅列では敬遠してしまう人もいることでしょう。
ということで、なるべく一般的な話で進めます。
パチンコで勝つためには、まず大当たりを引かねばなりません。
そして大当たりになるには、デジタルを回さなければ何も始まらないというのは、皆さんよくお分かりでしょう。
この「デジタルが回って止まる」ということを今後の説明では「スタートが回る」と呼ぶことにします。
しかしスタートは回れど、図柄はなかなか揃ってくれませんね。
どんなにリーチがかかってもハズレはハズレ。
ひょっとしたらハズレばかり引くようになっているんじゃないか、ある程度、時間が経たないと当たらないのではないか、こう考える人も多いでしょう。
まず考え方として、
「スタートを1回まわす & ハズレで止まる」という一連のパターンを、単に「損しただけ」とは考えないようにしましょう。
例として、
サイコロ1回振る、というのは「アタリの1/6を得ている」と。
アタリの1/6、つまり50円÷6=約8.3円を得ている
ということです。
たとえサイコロを振ってそれがハズレだとしても数字上では、アタリを少し手に入れていると考えるのです。ムシのいい考え方ですが、結局は同じことです。
ご理解頂けるでしょうか。
これをパチンコにも応用してみましょう。
サイコロを振る、ということを「スタートを回す」に置き換えてみます。
すると、スタートの1回1回がたとえハズレだっとしてもそれを回すたびに少しずつアタリの分け前が得られていると考えることができますね。
すなわちスタート1回1回がとても大切なものになってきます。
たとえそれがハズレであってもです。
「ハズレ=損」なのではありません。
1回まわせたことで、少しずつ何か目で見えないもの(笑)を手に入れているのです。すると必然的に次のことが浮かびます。
それは「少ない投資で、なるべく多くスタートを回せばよい」ということです。
パチンコ台は同じ機種でも台によってスタートに差が出るものです。
なるべく多くスタートが回る台を選び、打つように心がけましょう。
結果的には「始動口に良く入る釘のいい台」を打つことになります。
(※始動口とはスタート穴のことです)
具体的にはどの程度、スタートが回れば良いのでしょうか?
あえて大雑把に述べてみます。
例えば一般的なCR機を打つ場合。
交換率2円50銭、無定量営業のホールにおいては、「1000円で23回以上」
スタートが回ればOKという具合です。これだけである程度はその台の性能(勝つ台なのか負ける台なのか)が分かります。
スタートを数えるのは、クセにするぐらいの方がいいです。
意外に思われるかもしれませんが、パチンコで勝っている人でスタートを数えない人は皆無といっていいでしょう。数えるのはお金を使っているときだけではありません。
例えばドル箱1箱使って何回まわせるのか・・・
ドル箱1箱は玉が何個ぐらい入っているかは分かりますよね。
そこでそれを実際の金額に置き換える事ができます。
例えば、1箱2400個ぐらいだとしますと
2400個×4円=9600円に相当します。
1箱飲まれる間に何回まわったか数えてみましょう。
1000円で23回まわれば良いのでしたね。
すると9600円では220回は欲しいところです。
つまり220回以上であれば、その台はプラスになる台それ以下ならば、その台は負ける台というように台の性能を把握することができるのです。
あえて言いますが、この「1000円で23回」という数字は非常に大雑把なものです。しかも2円50銭、無定量営業という条件つきです。
換金率や営業方法が違えば、この数字も当然変わってきます。
持玉でどの程度粘るのか、というのでも変わります。
まぁ一応の目安と考えてください。
最初のうちは普通にスタートを数えるということを実践していきましょう。
そしてまずは、スタートが多くまわる台を見つけ出しましょう。
またそのような台を見つけたら、とことん粘るようにしましょう。
それが「他の客と差をつける」ことにほかなりません。
回っている台をせっかく見つけたのに当たらないからやめる、飽きたからやめる、疲れたからやめるなんていうことはもってのほかです。
それでは前回の講座(実践篇)と合わせてパチンコに勝つ方法論をまとめてみたいと思います。まず一番大事なのが、冒頭でも述べたパチンコを打つ心構えです。
「絶対に自分はパチンコに勝つんだ」という強い意志、執着心、これが最も大事です。こういう意識を常に持ち続けるだけでも負け額を大幅に減らせることでしょう。
「収支表を付ける」ことも忘れずに。
次に大事なのは立ち回りです。
「低換金率のホールで出来るだけ持ち玉で粘る」ようにして下さい。
実はこれが今まで解説した中では、最も他の客と差がつき、一番効果的であるといえるのです。
次に打ち方。
「止め打ちを駆使して無駄玉を極力減らす」。
目に見えない部分で確実に効果があがります。
最後に、「性能の高い台(プラスになる台)を打つ」。
台の性能の良し悪しは、スタートを数えることで把握します。
こうして考えてみると、パチンコの勝ち方って意外と地味ですよね。
拍子抜けした人も少なくないのではないでしょうか。
一般客は知らず知らずのうちにイロイロなところで損をしています。
プロはその損を抑えようとします。
パチンコというのは、1個4円の玉がすさまじいスピードで飛び交っているものですよね。そこでちょっとでも他の客と違う打ち方をしてみる、そしてちょっとでも得する台を打ってみる、さらにそのような台で他の客よりも粘ってみる、
こういった積み重ねが莫大な差となって収支に反映されるのです。
パチンコで勝つ方法は、地味な作業にほかならない・・・
しかしそれが、逆に盲点となっている部分でもあるのです。
パチンコに勝てない人は
「何故だろう、どうして勝てないんだろう」と延々悩むことになります。
本当は、確実に勝てる方法がすぐそばに潜んでいるのですけどね。
さて、一応ここまで分かりやすく解説したつもりです。
まぁこれだけでパチプロになれる、というわけではありません。
その気になれば月の小遣い程度は稼げる、というレベルです。
しかしパチンコで負けなくなれば、これは自慢できますよ。
パチンコホールでは95%の客は確実に負けている、といわれますから。
残りの5%の人たちは、負けない方法をどこかで手に入れた、
あるいは自ら見つけ出した人たちであります。
(ツイている人なんかではありませんよ)
そこまで到達できれば、もうシメたものです。
そのあとは、自らの力でさらに自分のレベルを上げられるようになるでしょう。(それが一番楽しいのかもしれませんね!)パチンコに勝つことが当たり前になってからが、その人にとって本当の意味での勝負が始まるのです。
パチンコに勝つも負けるも、アナタの心がけ次第!
しかしどのようなパチンコをするかは、アナタの自由!
この講座を読み、それを発見できるのであればワタシにとってもこれ以上嬉しいことはありません。